こんにちは! Nocky(のっきー)です!
今回はwebサイトのデータ分析についてご紹介していきます!
Webサイトのデータ分析ってなんで必要なの?
どうやってデータ分析するの?
こんな疑問を持っている方におすすめの記事です。
Webサイトは商品の購入手段、リード獲得の手段、企業情報の紹介、採用活動の手段など様々な目的で積極的に活用している企業も多くなってきています。
Webサイトを活用しているどの企業にも共通していることは、Webサイトから得られるデータを活用して「可視化」・「分析」・「対策」・「効果測定」など、PDCAサイクルを回し「マーケティング」を行っているということです。
今回の記事では、Webサイト分析に取り組むポイントをわかりやすくご紹介していきます!
そもそもWebマーケティングってなんだ? という方はこちらの記事がおすすめです!
Webサイトデータとは?
WebサイトデータはWebサイト運営する中で得られるデータのことです。
Webサイトには日々さまざまなユーザがアクセスしており、ユーザーはそれぞれ独自の行動を取っています。
そんなユーザーの行動を可視化したものがWebサイトデータです。そのデータを収集、活用するためにはどうすればよいのでしょうか。
Webサイトのデータを収集、活用するツールは非常に多くの製品やサービスが存在します。
まずは最も基本になる「アクセス解析ツール」についてご紹介します。
アクセス解析ツールは、Webサイトにツールのタグを埋め込むことで、
来訪ユーザ数
ページ閲覧回数
閲覧時間や行動の軌跡(入口から遷移、出口)
など、
Webサイトの利用状況について基本的な情報を収集できます。
アクセス解析ツールは何を使えば良いのか?
アクセス解析ツールの中で、最も利用されているのが、Googleが提供するGoogleアナリティクスです。
無料にも関わらず、WebサイトをあらゆるWebサイトのデータを収集できるため、人気を集めています。
Googleアナリティクスを活用してデータ分析するためには、一定の技術と知識が必要です。
ただ、操作するだけであれば難易度は低く、使いながら学習していくイメージで誰もが扱えるツールです。まずは導入してみることをおすすめします!
有料版(結構なお値段w)もありますが、よほど多くのアクセス数を持っているWebサイト、高度な機能を必要としない限り無料版で十分です。
これからデジタルマーケティングを始める場合は、Googleアナリティクスを使用すれば十分にWebサイトのデータ分析をすることができます。
Webサイトの何を分析するべきか!?
収集したデータを実際にデジタルマーケティングの施策としてどのように活かせば良いのでしょうか。
まずは、自社のWebサイトにどのような経路で流入してきたのか、内部でどのような回游をしてトラフィックが生まれているのかを理解する必要があります。
代表的なものとして流入経路とユーザの行動を知る指標についてご紹介します。
流入経路
- オーガニック検索
ユーザーが検索エンジン(Google,Yahoo!など)にキーワードを入力し検索結果として表示されたページにアクセスしてくる経路のことです。
- ダイレクトトラフィック
ブラウザにURLを直接入力してWebサイトにアクセスしてくる経路のことです。
※ブックマークしているURLでもダイレクトトラフィックと判定される
- Eメールトラフシック
配信されたメールに記載されているページをクリックしてアクセスしてくる経路のことです。
メールからのユーザーを計測するためにパラメータが設定して計測する。
- リファーラル
別サイトのリンクからWebサイトに流入した経路のことです。
- 検索連動型広告(リスティング広告、ディスプレイ広告)
「Google広告」や「Yahoo!広告」など広告プラットフォームから配信される広告をクリックし流入した経路のことです。※ユーザーを計測するためにパラメータが設定して計測する。
- ソーシャルメディア
Twitter、Facebook/Instagram、LINE、TikTokなどソーシャルメディアで投稿された記事からアクセスしてくる経路 ※ユーザーを計測するためにパラメータが設定して計測する。
普段何気なくアクセスしているWebサイトですが、Googleアナリティクスを活用することで、どういった経路から流入しているか計測されています。
ユーザ行動
- ページビュー数
ページ閲覧数(閲覧回数)
ページが見られた回数を指すため、基本的には多いほど人気がある、または注目されている状態
- ページ訪問者数
ユーザーが訪問した回数。セッション数として管理されることが多く、セッションが一定時間経過すると新たなセッションとしてカウントされる。
- 滞在時間
アクセスしているページに滞在している時間であり、記事を読んでいる、または動画を閲覧している時間とみなされる ※Googleアナリティクスの場合はページから同じWebサイトのページに移動したログから滞在時間を計測しているため、ページにアクセスし、そのまま離脱した場合は滞在時間を0と計測する。
- 直帰率
サイト内の他のページに進まず、アクセスしたページだけを見て立ち去られた回数(セッション)を全体の比率で算出した割合
- 離脱率
特定のページを最後に他のサイトへ遷移またはブラウザを閉じてしまった回数(セッション)を全体の比率で算出した割合
- イベント
ページ内に掲載している資料のご案内や問い合わせボタンなど行動を促すトリガーをクリックした回数を計測したもの
その他にもページ閲覧箇所を見るヒートマップツールなど、様々な行動測定の仕組みがあります。
Webサイトの流入経路、アクセス数、イベント数などを分析することで、改善ポイントを把握し、次の施策につなげることができるようになります。
Webサイトのデータを元に、何を改善すれば良い?
アクセス解析ツールを使ってWebサイトのデータを収集するは、継続的にWebサイトを改善して、ビジネスやWebサイトの目的を果たすためです。
何年も公開しているWebサイトの場合は過去のログを分析するところから開始します。
立ち上げたばかり、またはまだ数ヶ月しか経過していないWebサイトの場合は、まずは数ヶ月間の傾向を把握するために継続した計測が必要です。
流入経路やユーザー行動がどのような数値を出しているのか、一定期間の傾向を見ながらWebサイトの現状を把握しましょう。
アクセス数(ページビューやページ訪問者数)がまだ少なく、月間の数値が数百・数千と言った状況だとすると、何はさておき、アクセス数を増やすためのコンテンツマーケティング(記事を掲載するメディアの立ち上げなど)やSNSなど活用したソーシャルメディアマーケティングなどの情報発信が必要です。
ユーザーにとって良いWebサイトになっているかどうか
Webサイトの構造やデザイン、操作性や機能など、ユーザの共感や満足を得る要素はいくつもあります。
一番重要なことは、自社の製品やサービスについての情報を必要としている人に正しく届けられていることです。
Webサイトのアクセス数が多い方が良いですが、自社の製品、サービスと関係ない訪問者まで集めてビジネスに直結していないようでは本来の目的を達成しているとは言えません。
自社のユーザーにとって必要な情報であり、自社サービス、製品との親和性がある質の高いコンテンツが必要になります。
これはBtoCの一般消費者向けのWebサイトだけでなく、BtoB向けビジネスを手がける企業サイトも同様です。
BtoB向けサイトは、顧客によってそのWebサイト上で商品の検討や調査が行われるものであるため、適切な情報を発信しているサイトは明らかに優位です。
個人で運営するブログ、オウンドメディア、BtoC向けてのサイト、BtoB向けのサイト規模に関わらず、サイトを構築する段階ではきちんと整えた情報であっても、時間の経過により情報の鮮度は失われていきます。常に情報をアップデート(リライト)することが必須となります。
まとめ
Webサイトのデータから多くの情報を収集することができ、ユーザの行動やサイトの改善点など見つけ出すことができます。
そのため正しく情報を収集できる環境を整備した上でアクセス解析や行動分析を行い、届けたい情報をより多くの対象ユーザに届くよう日々改善していく必要があります。
実施したマーケティング施策がデータにより可視化できるため、状況把握や効果測定など今どうなっているか判断することができます。この点がデジタルマーケティングが必要とされる要因であり、デジタルマーケティングを行えるマーケターの需要が高まる理由だと私は思います。
おまけ
私はアクセス解析を業務を通して学んだのですが、体系的にもう一度学び直したいと思い、Udemyの講座パフォーマンス改善のためのGoogle アナリティクス活用法 を受講しました!
この講義は日々のアクセス解析をなんとなく行っている方やこれからアクセス解析を学びたいと思っている方にはおすすめです!
Googleアナリティクスの本は色々売っていますが、この講義を受ければ、その他の教材は必要ないと断言できます!!
\\\ Googleアナリティクスを完璧に使いこなしたい方におすすめ///